花の色は…

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牡丹色。
私の中ではもう少し紫が濃い色のような気がします。これは少し朱が強いですね。

先日、野村萬斎の「敦」を観て来ました。ひょんなことから偶然チケットを入手できたわけです。なかなかメリハリの利いた良い舞台でした。現代劇とも朗読とも勿論狂言とも違う空間でした。
彼も良かったのですが、彼の父上も良かったです。存在感という意味では息子にまだまだ負けていませんね。
冒頭とラストにはモーツァルトのレクイエムが流れ、それ以外は尺八と太鼓の効果音だったのですが、それのバランスも良かったように思います。題材にしているのも「山月記」「名人伝」と分かり易いものでしたし。
おかしな話、私は一番最後のカーテンコールの最後の最後の本当にラストの彼を見て、「この為に来たんだ」と思ってしまいました(笑)。何故でしょうね、分かりません。その時にそう思ってしまっただけですから。
そうですね、敢えて言うとしたら、彼の視線と口元の歪み具合が私の中ではストライクだったのでしょう(笑)。

何かを観て糧とする。
何かを見て消化する。
何かを見て発散する。
何かを得る。
何かを…。
何を?

施基
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by shiki_cappa_m | 2006-09-16 00:31 | 観ること


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