三渓園散歩 まずは内苑を

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マーブル模様な空。
突然思い立って、横浜三渓園へ。
何故かは分からないけれど、急に行きたくなったのだから仕方がない(笑)。
仕事に向かう相方さんと一緒に家を出ます。
丁度良い季節。
向かうバスの中、殆どの人の目的地は同じ。
でも午前中、ややのんびり。
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三渓園は広い庭園と移築された古建築。
古建築とはいえ、幾つかの建物は貸し出されています。
この鶴翔閣も、この日は催しがあって中へは入れませんでした。
青紅葉も美しい。
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でもやっぱり色付いた紅葉はもっと綺麗かな。




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土間からとんとんとんっと、奥まで見渡せる。
日本家屋、その味。
自在に表情を変えることが出来る。
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この臨春閣、1649年(慶安2年)建築だそうです。
元々は紀州徳川家の別荘・巌出御殿とか。
流石に立派です。
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殿の家(笑)。
古建築の中でも一番広い建物でした。
広がる池に面して、色付く山を背景に、凛と建つ。
こんな家に住みたいです(笑)。
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そしてこの時、普段は公開していない建物も特別公開中でした。
此処もその一つ、旧天瑞寺寿塔覆堂。
1591年(天正19年)に秀吉が母の為に建てたものだそうです。
迦陵頻迦や鳳凰の彫り物が美しい。
ただ、中には何もいらっしゃらないので、なんとなく、がらん、とした印象を受けてしまいます。
まあ、此処はお寺ではありませんし、建物だけ移築してきた訳ですから当り前と言えば当り前なのでしょうか。
でもこの赤と瓦のコントラストが綺麗で。
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天授院から月華殿を眺めて。
この天授院も普段は公開していない建物。
「いいね、いいねえ、此処。いいよね」
「いいですよね」
「うん、いいなあ」
「特等席ですよね」
中に入り込み、静かな堂内から明るい外を眺める。
本当に綺麗だった。
最初、其処には私ともう一人の男性しかおらず、どちらともなしにこんな会話。
「よさそうだね。ちょっとお邪魔してもいいかな」
と、また別の男性。
静かでひっそりと綺麗だったけれど、なんだか急に人が増えてきた。
額縁撮りがもう出来ません(笑)。
でも、最初の数分、あの景色を独り占めした気分。
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静かな板の間、贅沢な気分。
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名残惜しげに振り返る。
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シンボルともいえる三重塔。
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庭園の中、けれどひっそりとした山道のような。
思い立って一人で来たけれど、それが良かった。
かなりのんびりゆっくり歩ける。
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旧天瑞寺寿塔覆堂を後ろから。
また違う色。
淡い色。
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織田有楽斎の作品と言われる小間茶室があるそうです。
ひっそりと内苑の奥に佇む春草廬。
此処に来ると銀杏が素晴しく美しい。
もうすぐ正午、陽がまだ高くきらきらとしている時間。
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黄金色に輝く葉。
実際はもっともっと眩しかった。
さくさくと落ち葉を踏む音が心地良かった。
「こんな所でちょっと盃なんて、いいだろうなあ」
後ろで呟くご主人に、奥様は苦笑いでしたが、私は思わず頷いていました(笑)。



知らないふりをしてくれる
それだけでただありがとう


施基
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by shiki_cappa_m | 2010-12-05 00:00 | 旅先のこと


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