ガラスの中の宇宙

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一期一会。
ちょっとした瞬間が思いがけない縁になる。
そんな出会い。
この日は後から考えたら、朝からずっとご機嫌な日だった。
だからきっと。
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ふと歩くスピードを緩めたギャラリーの前。
「ガラス展をやっているんです、寄って行きませんか?」
とてもにこやかで感じの良い男性が2人。
ちょっと覗くと、きらきら光るガラス工芸。
じゃあ、ちょっとだけ…。
そう思って作品を見ていたら、なんだか、もう、なんと言うか、溜息。
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この繊細さはなんだろう。
トンボ玉や、ペンダントトップ、アクセサリー類にペーパーウェイトから、箸置き、酒器。
こんなので帯留なんてないかなー、なんて思っていたら、まさかの帯留まで。
楽しい。
こんなに可能性いっぱいのガラス。
ちょっとのつもりが随分長居。
そしてまさかの
「帰りにもう一回寄っても良いですか?」
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色々考えたけど、ガラスだし、リスクもあるかなって思ったけれど。
でも結局それは大した問題ではない。
要は好きかどうか。
感じたかどうか。
忘れたくないかどうか。
一目惚れとは言わないけれど、魅せられたのならそれはそれで、落ちよう、恋に。
深い海の底のような蒼に。
潔く。
もしも声を掛けられなかったら、視界に映りながらも素通りしてしまったかもしれない。
あのタイミングであそこを通った、それが運命だったのだ、なんて大袈裟だけど(笑)。
一期一会。
さらっと軽くてしっくり重い良い言葉。
やっぱりこの日は一日良い日。
師走最初の一日のこと。

ギャラリー元町、小さなギャラリー。
大鎌章弘・大村欣央 ガラス「もの」展
日常に溶け込むガラスたち。
今週末まで開催です。



雨の後
なぎ倒された草木も太陽に向かってまた手を広げる
空がそれを迎え待つ
太古の頃から変わらない


施基
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by shiki_cappa_m | 2010-12-03 00:00 | 観ること


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