今の自分の素になる、サイレント……

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目に見えないものが見えること。
それを見せること。
言葉のない世界の中で、イメージを伝えること。
難しいことだけれど実はそうでもなかったり。
実は結構楽しめてしまったり。
そういうことを楽しむこと、そういうことを生業にしている人たちが大好きだったので、本業の勉強が疎かになってしまった学生時代(笑)。
学生の頃、ちょっとしたことがきっかけで、パントマイムというものに出会いました。
フェスティバルや何かのイベントなどで見かけることも多くあると思います。
エスカレーターを降りたり上ったり、見えない壁にぶつかったり。
ちょっと面白い、小芝居?
パントマイム、よく見かけるといえばよく見かけるし、でもきちんと舞台を観に行く人というのはそんなに多くないのでしょう。
機会がないのだろうな。
だってきっと、舞台公演として知名度は高くない。
私は好きだけれど。
身体一つで何でも出来る。
イメージから作る作品も出来るし、コメディも出来る、一人芝居にもなる。
一人でも出来るし二人でも出来る。
台詞はないから、受取る人の数だけ物語が出来る。
その世界と其処に携わっている人たちが私は好きです。
ちょこっとだけ、勉強もしましたが、やっぱりそれだけのことを人に魅せていく技術って大変なものだし、体力もイマジネーションも想像以上に必要。
でも楽しかった。
自分の中で一つのストーリーを作っていく。
言葉のないストーリー。
ちょこっと齧っただけだけれど、とても楽しくて厳しい時間を過ごせたと思うのです。
そして、当時からの、友人とも先輩とも、どういえばいいのか分からないけれど、そう、ある人の言葉を借りれば「兄のような」、尊敬する人たちと、今も会えば変わらずに時間を巻き戻せる。
先日も舞台を観に行きました。
山田とうしさんと本多愛也さん。
私はその人の手の動きが好きで、こんなに綺麗な滑らかな動きって、最初に観た時は感動してしまったのを覚えています。
小さな場所だからこそ、息遣いも手の細かい動きも、込められた意味も感じるよう。
そして心おきなく笑ってきました。
また、そこに行くと懐かしい人たちにも会えるようで。
その日も「あ、来てたん?元気?なんだかいつも一方的に会ってるからあんまりそんな気もしないけれど久し振りなんだよね!」と妙なご挨拶をしてしまいました(笑)。
お相手はが~まるちょばのケッチさん。
最近、ちょこちょこと見かけます。
頑張っているんだな、と思うと嬉しくなってしまって。
で、やっぱり相変わらずでまた楽しくて。
ある共通の思い出を持っている、大切な人たち。
今も繋がっていられる細いけれど強い縁。
それがあるだけでも、私は今までの人生は良かったもんだ、あの大学へ行った甲斐があったな、なんて思ってしまいます(笑)。
大学とは関係のない所で、本来目指したものとは違う場所で得たものたちだったけれど、だけど、それよりも濃い何かがあったような気がします。
ふふ、だから編入試験落ちちゃったんだわ、私(笑)。
さて。
まだまだ、先は続くでしょう!
出不精にならないように、身軽にいつでも飛び出して行けるように、また色々観に行かなくちゃ。
…行き過ぎ??



自分の顔
自分の顔に責任を持とうとは誰が言ったのだっけ
顔に出る色々な醜悪なことも美しいことも形成するのは自分なのだから
だから
せっせと表情筋を磨くのだ
そうして自分の顔をきちんと見るのだ
これが君だ
君の顔だ


施基
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by shiki_cappa_m | 2008-06-23 00:00 | 観ること | Comments(2)
Commented by horaice at 2008-06-23 00:14
こんばんは☆施基さん
お花、きれいっ黒に映えますね。
共通の思い出を持っている大切な人たち
それだけで そこにいたことを嬉しく思う気持ち
とてもよく分かります。本当、学生の頃の あの時を共に過ごした仲間たち 離れていても 会うと 昔と変わらない距離。
かけがえのない宝ですよね☆
Commented by shiki_cappa_m at 2008-06-25 23:27
◆horaiceさんへ
こんばんは。
そうですね、かけがえのない、と言う言葉のまんま。
ここに書いた人たちは、ずっとずっと歳も上で人生経験も色々な方たちなのですが(笑)、それでも、ある時期同じ空気を体感した大切な人たちです。
学生仲間とはまた違う感覚です。
でも大切なことには変わりないのですよね。
メッセージありがとうございます。

施基


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