いつか消えるからこそ

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ただただ急いで自転車にカバーをするのももどかしく、鞄も放り出そうとする勢いで2階に駆け上がる。
ベランダにに出て空を見上げて、やはりちょっとがっかりした。
仕方がない。
1秒だって大事なんだ。
帰路にふと気付いた空にはくっきり数本の飛行機雲が交差していた。
今はもうぼやけたラインが風に散らされて渦を巻くように流されて崩れていく。
仕方がないんだ。
平等に残酷に誰にも同じように時間は止まらず過ぎていく。
さっきまでの当たり前はもう当たり前ではなくなっている。
急いだって間に合わないこともあるし、間に合わないから悪い訳でもない。
飛行機雲だって一瞬のことで、もしかしたら私は気付かない選択もあったかもしれない。
収め損なったけれど、ちょっとなんだか、そんなに悪くない気分だ。
だってほら。
視線を上から改めて下に移すと未完の芸術。




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道路や線路や踏切、らしい。
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比較対象子供用自転車。
雨が降るまで。
水に流されて消えるまで。
賑やかな声が聞こえる風景。
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あ。
見つけた!



君の笑顔にまた会えたことが素直にとても嬉しい
あの頃と変わらない笑顔でいてくれたこと


施基
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by shiki_cappa_m | 2012-02-06 00:00 | 或いはヒトリゴト | Comments(2)
Commented by ともつん at 2012-02-07 21:48 x
いいね。これ。超大作!!こちらは今、雪で地面が埋もれていますので、みてたら軽くトリップしました。
Commented by shiki_cappa_m at 2012-02-09 15:43
◆ともつんさんへ
こんにちは。
いいでしょ?
そちらは今大変ですよね。
大丈夫ですか?
色々気をつけてね。
今年は春が遅いかなあ。

施基


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