薩摩琵琶×酢飯の会

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此処は何なのだろう。
そんな空間。
よくこんな場所を見つけたなあ、と感心さえしてしまうような。
ひょんなことから知り合って、ちょっとお友達な薩摩琵琶奏者の川嶋信子さんの演奏会は元お豆腐屋さんで今酢飯屋さん。
ご本人に内緒で伺ったらびっくりされてしまいました(笑)。
でも私好きそうでしょ?こういう場所。
絶対呼ばれてる!と勝手に解釈して伺いました(笑)。
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ギャラリーとしても貸出しをしているという土間はすっきりと。
其処此処に此方で販売している乾物も。
にっこり笑顔で迎えてくれたご店主、男前です(笑)。
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奥の畳敷きの部屋、最初の平家物語・祇園精舎は照明を消して薄暗い中。
低くびいん、と響く琵琶の音と川嶋さんの声。
目を閉じると琵琶の音がその背景を映し出してくれる。
語りがあって初めて成立する楽器。
やっぱりいいなあ。
その後、明るく朗らかに分かりやすく噛み砕いて解説をしてくれる。
普段のその声と琵琶の演奏の時とのこのギャップも魅力でしょうか。
最後には琵琶にしては珍しい自作の曲。
万葉集から一首をモチーフになんとも可愛らしい一首を素敵な歌にしていました。
琵琶の自作って、難しそうだなあ。
物語を歌う琵琶、言葉があって初めてその役割を発揮する楽器。
風にも波にもなる。
大きなホールで聴くよりもこの距離感で耳を傾ける為にある。
こういう場所だから益々響くのだろうな。
音も心に。




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初の試みだそうで、お食事付の琵琶の会。
お寿司でございます!
じゃ、まあ、まずはね、これでしょ、と日本酒を注文(笑)。
お勧め1杯目は「ん」という青森のお酒でした。
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会に参加した方々とテーブルを囲んで、順番に出してくれます。
まずは水だこ。
夏に美味しいですね。
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真鯛です。
私がいるテーブルは私が写真を撮るまで皆さんお預けという傍迷惑なことに(笑)。
でも皆さん快く待っていて下さいまして。
すっかり仲良しな気分でした。
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イサキの塩麹漬。
珍しい。
ぷんと良い匂いです。
麹好きにはたまらないですね(笑)。
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海老から連続(笑)。
いや、実はこの辺り、川嶋さんとお喋りしていてお寿司の説明を聞いていなかったのです…。
海老に何とか鯛の〆たもの、青柳…うにゃあ!
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もう、これは大好きです、カワハギ肝醤油!
ほくほくにこにこです。
なんだか、ちょっと笑われていた気もしますが、それも愛嬌で!
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2杯目は同じく青森のお酒、「鯵ヶ沢」。
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メジ鮪の漬。
脂が適度に乗っていて美味しい。
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軍艦じゃないのがちょっと嬉しい、生しらす。
ちょっと摘んだり、勝手に巻いて召し上がれ!
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メヒカリの炙り。
甘さが増して香ばしくてこれも美味しい。
アクアマリン福島でのメヒカリの飼育のこともニュースで見たりもしていたが、やっぱり美味しい寿司ネタなんです。
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穴子と卵は王道。
最後にあら汁でお仕舞いです。
途中からなんとなくカウントダウンをしていくようで淋しさも感じつつ、美味しいお寿司でございました。
初めて会う方と向い合ってお喋りしながらの食事も、同席した方たちがホントに楽しい人たちで、とても楽しくわいわいと。
良い音を聴いて美味しいお食事を頂いて、とても良い時間を過ごせました。
ありがとうございます。
また来ましょう。
ああ、どうしてこうして常連になりたいお店は片道1時間以上ばかりなんでしょう(笑)!!



窓から見える君の後姿
見慣れている筈なのに
なんとなく淋しそうなのは
あまりに音がない空間だからかな
君は今
笑ってる?


施基
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by shiki_cappa_m | 2011-07-04 00:00 | 和を愉しむ


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