絵葉書と切手、そして日本画家と挿絵画家

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切手と絵葉書を持ち歩く。
それは私にとっては結構普通なこと。
外出先でちょっとお茶をする時、ふとした息抜きなど、気分転換と吐露。
月に数回会う友人だが、往復する葉書の多いことったら(笑)。
なんとなく、習慣になっていて、今更やめられない。
美術館に行くと、益々絵葉書は増えていく。
手元に残る訳でもないのに、欲しくなって買ってしまう。
選ぶのもなんだか楽しい。
ただそれだけかな。
けれど案外、自分が気に入った絵は葉書になっていないことが多いのだ。
葉書になったところで、やはり多少の色彩の差が出てしまうのは仕方がない。
でも好きなのだな。
書く、ということ。
そうそう、なので、切手もついつい記念切手などを買ってしまう。
50円切手限定だが、とりあえずシート買い(笑)。
ちゃんと使う為に買うのだからいいのだ。





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先日行ったのは根津の弥生美術館・竹久夢二美術館
ふらりと立ち寄っただけなのに、とても良い展示だった。
鰭崎英朋展
どうして私は今までこの人のことを知らなかったのだろう。
そう思ってしまった。
美しい日本画。
そう、数点あった幽霊画がまたなんとも私は好き。
いいのだ。
挿絵画家としてその生涯を通した鰭崎英朋。
後に日本画家として挿絵から離れていった鏑木清方。
明治・大正期、なんだかとても魅力のある不安定な時代の画の世界。
この二人の合作の絵、二人の芸者の絵、似ているようでちょっと違うこの二人、彼らそのものなのか。
思いがけず出会った画家。
思わず画集を買ってしまった(笑)。
でもこうした出会いも嬉しいもの。
小さな美術館もいいものなのだ。
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夢二も良いのだけど(笑)。
その後、一緒に行った友人と「太宰の女ったらし」と「夢二の女たらし」について語ってしまった(笑)。
どちらが罪作りだろうか。
なかなか楽しい会話。



匂い
馨しく仄かにゆらめくように
或いは陽炎のように
実のない幻


施基
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by shiki_cappa_m | 2010-02-09 00:00 | 或いはヒトリゴト | Comments(2)
Commented by horaice at 2010-02-09 11:25
わぁ素敵なカード。日本画、いいですね。
繊細な線と淡い色の濃淡。
柔らかい仕草、色っぽさを感じます。
万年筆、普通に使われているとはお洒落。
ふと書きたいと思ったときに、誰かに当てて筆を取る。
いいですね、、私も旅先で書くときがありますが、ポストを見つけられないまま帰国することあり。
今回は、ポストカード探しに苦労しました。モロッコ・・・雨が降ろうと埃かぶろうと気にせず、そのまま放置されたカードが多く、買う気になれませんでした・・・手作りのを作ろうかと思った次第です。
Commented by shiki_cappa_m at 2010-02-11 15:21
◆horaiceさんへ
こんにちは。
ありがとうございます。
万年筆は、珍しくねだって買って頂いたものだし、使わない方が悪くなっちゃうと思って、持ち歩いています。
蒼いインクの色も好きですしね。
何かを書く、ということ、結構大事だと思うのです。
こうしてキーボードでささっとぴこぴこっと文章は打ててしまうけど、それよりも肉筆だとその日の気分も字に出るし、分かりやすいと思うのです。
行間ならぬ字間と言うか、表情と言うか。
モロッコのポストカード…惹かれます(笑)。
海外から届くカードは「何処を旅してきたんだろう?」と思うくらい頑張った感のあるものが多いのですよね。
自作カードを試みるとは、流石!
私はきっと、そんなこと考えられません(笑)。

施基


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